小倉祇園太鼓2017その歴史や今年の日程や見どころ、草刈さんが言ったカンとは?

海峡花火大会のことを書いたら、小倉祇園や戸畑祇園についても調べてみたくなってきました。

特に小倉祇園に興味を持ったのは、2016年12月8日に放送されたNHKあさイチで、草刈正雄さんが太鼓を叩いていたから。
このことについては後述しますが、本当にかっこよかった。あまりにも華麗なバチさばき、リズミカルな足さばき、御年64歳とは思えない若々しさにビックリしたのです。

今年の小倉祇園太鼓のどこかの日程で、草刈さんが太鼓を叩くのでは?と思ってそわそわして、いてもたってもいられなくなり、市の観光課へメールで問い合わせたほどです。残念ながら、草刈さんの太鼓を叩く雄姿は今年はないようです。(ガッカリ)

北九州はモノ作りの街です。商業の街である博多と比べて、商売っ気ゼロというか・・・・
小倉祇園400周年の今年、真田丸で話題沸騰の草刈さんを今呼ばずにいつ呼ぶのか?とちょっと食い下がってみたかったけれど、まあこれが北九州の良さでもあるので、諦めることにしました。

さて、前置きが長すぎましたが、小倉祇園のことに戻ります。

何度か小倉祇園祭の頃に、主人の実家のある小倉に帰省したことがあって、小倉の中心街に繰り出したときに太鼓だけでなく金属音が入って、若干うるさい感じではあったんですが、やはりお祭りなので興味深々で見入ってました。特に下の子がまだ夫に抱っこしてもらうくらい小さい頃で、下の子も不思議そうに太鼓を見ていたのを覚えています。

その時には、歴史などを調べようとまでは思わなかったのですが、今年は義母のことで小倉についていろいろと調べる機会も多く、ならば文化なども知っておきたいと思っていて、いろいろと重なってお祭りも調べたいと思ったわけです。

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小倉祇園太鼓の歴史

小倉の祇園祭は、ちょうど400年前の元和3年(1617年)に疫病がはやり、それをおさめるため小倉城を築城した細川忠興公が無病息災を祈るとともに、城下町繁栄策のひとつとして、祇園社(現在の八坂神社)を建て、京都の祇園祭を小倉の地に取り入れたもので、旧暦六月に行われてきたものです。
鉦(かね)、鼓(つづみ)、笛を用いたと記録にあり、その叩き方は「能」の形式であったそうです。

江戸時代に八坂神社のお祭りとして定着し、各町内が、笛、太鼓、鉦をはじめ、山車、傘鉾、踊車、人形飾り山などの出し物を、町内単位で披露していたそうです。江戸時代は八坂神社の神幸行事としての「廻り祇園」が中心で、今の太鼓祇園中心の時代は近代になってからだそうで、時代の流れとともに移り変わったといえます。

小倉北区HPによると、この小倉祇園祭で叩かれる太鼓の音は、「天下泰平」「国土安泰」「五穀豊穣」「商売繁盛」「家内安全」の祈願を込めて行われているそうで毎年約30万人もの観客が全国各地から小倉の街を訪れるそうです。現在は国選択無形民俗文化財となっています。

小倉祇園祭の良いところは、他のお祭りだと男性中心、または男性のみというお祭りが多い中、女性や子どももたくさん参加しているということです。それから、小倉祇園太鼓の特徴は、太鼓の両側から叩く両面打ちだということです。また演奏のスタイルには山車に太鼓を設置し叩きながら練り歩く「廻り太鼓」と台に設置した太鼓を叩く「据え太鼓」がありますが動きながら太鼓を叩く「廻り太鼓」は私はあまり見たことがなくて、興味深かったです。

小倉祇園太鼓2017の日程と見どころ

【小倉祇園太鼓2017の日程】

6月30日(金曜日)  山鉾すす払い
7月1日(土曜日)   打ち初め式 
7月14日(金曜日)  宵祇園
7月15日(土曜日)  平松御神輿祭/おもてなし太鼓/太鼓競演大会
7月16日(日曜日)  据え太鼓競演会/おもてなし太鼓/太鼓広場

【見どころ】

●山鉾すす払いの見どころ

期間  6月30日(金曜日)
時間  10時から11時
場所  小倉北区役所東棟 1F 市民ロビー(大門町山鉾前)

ここでは明治21年(1888年)建造の大門町の山鉾をぜひ見たいものです。
江戸時代の伝統を色濃く残す数少ない小倉祇園の山鉾の一つだそうで、福岡県指定有形民俗文化財です。
歴史博物館の八幡東区への移転とともに、大門町の山鉾も移転する予定でしたが、大門町の山鉾は小倉祇園太鼓のシンボル的な存在なので小倉に残したいと願う
市民の熱意と企業の協力で、平成14年に小倉北区役所1Fで展示することになり、以来、小倉祇園太鼓が始まる7月1日(土日の場合は金曜日)に、祇園祭の始まりを告げる風物詩となりました。

●打ち初め式のみどころ

期間  7月1日(土曜日)  【雨天決行】
時間  19時から20時 
場所  JR小倉駅小倉城口周辺(ペデストリアンデッキ)
 
太鼓の蔵出し日であり、練習の解禁日となります。約50台の太鼓が勢ぞろいします。
この風景は見田記憶があり、とにかく場所も良く見物客も多いですから、その盛り上がりもなかなかのものでした。「連綿太鼓」「早打ち」「模範打ち」などが行われるそうで、おそらく私はこれも見た記憶があります。当時は勉強不足だったので、「いろいろな打ち方があるんだなぁ・・・」くらいにしか見てませんでしたが、もったいないことでした。

最後は、参加者全員で商売繁盛や小倉祇園祭の成功を祈念して「小倉恵比寿締め」を行うそうです。ここは何だか地元の方のものという感じがしたので
確かここでその場を離れた記憶があります。そのまま見ていれば良かったな、とちょっと後悔しています。

●宵祇園の見どころ

期間  7月14日(金曜日)  【雨天決行】
場所  魚町銀天街周辺・商工貿易会館周辺ほか
 
小倉北区のHPによりますと「威勢良く山車と太鼓とヂャンガラ(すり鉦)を叩きながら、町内を練り歩く宵祇園。翌日の「競演大会」に向けて、各団体が一致団結と健闘を誓う大切な行事でもあります。会場となる魚町銀天街では太鼓の音が反響し合い、あたかも小倉の街全体で祇園太鼓が叩かれているような雰囲気になります。」ということですが、本当に「小倉の街全体で祇園太鼓が叩かれているような雰囲気」まさにそのとおりです。

夕暮れの中、ちょっと蒸した昼の風からすーっとした風に切り替わるあたりで太鼓とヂャンガラの音が小倉の街に響いて、幽玄とも違う、何とも言えない、初めて味わった感覚でした。小倉の街にその風情がとても良くマッチしている感じがしました。

独特の風情がある宵祇園、ぜひ体感して頂きたいと思います。

●平松御神輿祭の見どころ

期間  7月15日(土曜日)  【雨天決行】
時間  12時から13時
場所  北九州市営ひらまつ団地

こちらは私は見ていないので、小倉北区のHPからお借りします↓
平松神輿は、北九州市小倉北区平松町に江戸時代から代々受け継がれてきた由緒ある御神輿です。小倉祇園祭では、大漁、五穀豊穣、無病息災、家内安全を祈願して小倉市街を巡幸し、太鼓競演会の露払いとして勇壮な練りを披露されてます。この神輿は、小倉祇園祭が近代化によって「太鼓祇園」の色彩が強くなってきている中、江戸~明治にかけて町方が行ってきた「廻り祇園」の形態を残しており、平成22年には市の無形民俗文化財に指定されました。

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小倉祇園祭を見に行って、最初に私が主人に言ったのは、「お祭りなのにお神輿ないね。」でした。祭りの近代化によって、太鼓祇園にシフトしたためだったんですね。

●おもてなし太鼓の見どころ

期間 (1)7月15日(土曜日) 【雨天中止】  
   (2)7月16日(日曜日) 【雨天中止】
時間  両日とも13時から14時
場所 (1)15日:勝山橋山車展示場(太陽光発電ルーフ下)
   (2)16日:みかげ通り

太鼓を叩いてみたいという人にとっては、このイベントは欠かせません。

競演大会に出る団体が、出場前に太鼓体験のお手伝い!! 簡単に見える小倉祇園太鼓。実際に体験してみると意外と難しいものです。しかし、来て見て触れてみると小倉祇園太鼓の魅力がきっと発見できると思います。皆様のお越しをお待ちしています。(小倉北区HPより)

●太鼓競演大会の見どころ

期間  7月15日(土曜日)  【少雨決行・荒天延期】
時間  15時30分から19時
場所  小倉城大手門前広場
 ※16日が荒天延期の場合は17日(日曜日)13時30分から17時30分
 ※16・17日の両日が荒天の場合は中止
 ※場所は同じ

競演大会は、述べ100チームの参加町内・団体が列をつくり、審査員の前で太鼓打ちを披露しながら通ります。審査では、太鼓やヂャンガラ(すり鉦)の技量だけではなく、チームワーク・お囃子・服装などの所作も採点の基準となるなど、福岡県指定無形民俗文化財「小倉祇園太鼓」らしい格式の高い伝統披露の場として位置付けられています。小倉北区HPより

北九州市のお祭りは競技会が多いです。見ているとこれは審査する人もなかなか大変だろうと思います。

●据え太鼓競演会の見どころ

期間  7月16日(日曜日)  【雨天中止】
時間  11時から14時30分
場所  小倉城大手門前広場
     ※15日(土曜日)の小倉祇園太鼓競演大会が雨天順延の場合は中止

こちらは、平成になって始まった大会だそうです。据え太鼓の競演会ですので、山車や曳き綱はありません。太鼓のみの競技会のため、その表現に個性が出る大会であり、昨今、太鼓ブームで太鼓が好きな人も多いので興味のある人も多いのではないでしょうか?

私もこの据え太鼓をテレビで見たことがあるのですが、個人的にこの据え太鼓は、思っていた以上に面白いです。優勝、準優勝のチームはやはり動作もピリッとキレがあり、かなり動きがあるのに、音はビシッとそろっているのでさすがだな、と思います。次に小倉祇園祭に行ったら、この据え太鼓は生で見たいと思っています。最後に参加者全員で叩く「総打ち」があり、圧巻だそうです。

●太鼓広場「廻り祇園」の見どころ

期間  7月16日(日曜日)  【小雨決行】
時間  18時30分から20時30分
場所  小文字通り

やはり一番のおすすめは最後の廻り祇園だと思います。

小倉北区のHPによりますと、祭りのクライマックスとなる太鼓広場。城下町小倉の各所から山車約90台、180張の太鼓、延べ5000人が集まり太鼓を叩き続けます。18時45分頃からは、全山車が停止し叩く「勢揃い太鼓」が見ものです。やがて、全山車の進行が始まり、ヂャンガラ(すり鉦)やお囃子などとともに小倉の街が一気にヒートアップします。ということで、太鼓も山車もどちらも見ることが出来るのと、祭りの最後ということもあって盛り上がることは間違いないからです。お祭り好きな人にとっては、やはりここが一番の見どころになるのではないかと思います。

小倉祇園太鼓 草刈正雄が説明していたカンとは? 

小倉祇園太鼓というのは、太鼓の両側から叩く両面打ちと上のほうでご説明しました。草刈さんがあさイチで自分は「カン」を打ちます、と言われてましたが、「カン」って何?と思った方も多いのではないでしょうか。

小倉祇園太鼓にはドロとカン、それにジャンガラと3つの音があるのです。

ドロとは「ドンコドンコドンコドンコ…」と単調なリズムを刻み続けます。ドロは全体のベース音と言えば良いと思います。少し鈍い濁音なので、ドロと言います。カンは甲高い音を出すためにこの名になったそうで、リズムが複雑なため、ドロを習得した上級者がつとめます。ジャンガラはすり鉦と言って、金属のお皿みたいなものをすり合わせて音を出すものなのですが、賑やかにするためだけではなく全体のリズムを調整するという重要な役割を担っているため、ドロ、カンを習得した実力者がやるものだそうです。見ていると簡単そうに見えるのですが、ジャンガラが一番難しいんですね。

草刈さんがNHKあさイチで太鼓を叩いた時、私よりもかなり年上なのに、足さばきがリズミカルで凄いなぁ・・・と思いました。

その後、小倉祇園祭の特集をTVで見て、小倉祇園太鼓というのは、歩きながら太鼓を叩くことを知りました。「廻り太鼓」ですね。太鼓がゆっくりと動いて前進するのに合わせて、歩きながら動きながら太鼓を叩くんです。あー、だから草刈さんの足元がリズムを取っている感じに動いていたんだなぁと思いました。動きながら太鼓を叩いていくのってなかなか珍しいし、複雑なリズムを叩くため、動きや足元も複雑、なかなか難しいのではと思います。

草刈さん、子どもの頃にやっていたことだから、すんなり今でも動けるそうです。凄いですね。

まとめ

小倉祇園太鼓をいろいろと調べていましたら、小倉祇園祭り日本の三大祇園祭の一つだそうです。ビックリしました。京都の祇園祭と博多祇園山笠と並ぶとは、なかなか凄いです。だから30万人もの人が見に来るお祭りなんですね。ここまで調べると、まだ見ていない部分もたくさんあったので、また生で見たいなと思います。

ところで、福岡の三大祇園祭は、博多祇園山笠、小倉祇園祭、戸畑祇園祭だそうです。博多祇園山笠はあまりにも有名ですが、戸畑祇園祭もなかなか勇壮なお祭りで、非常に興味をそそられましたので次は戸畑祇園祭について調べてみたいと思います。

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